バイオマスプラスチックには、以下に示すように、様々な種類のプラスチックがあります。このうち、現在、日本で流通量が比較的多いのは、でんぷん樹脂、酢酸セルロース、PLA(ポリ乳酸)です。でんぷん樹脂は、トウモロコシ等のでんぷんを主原料とするもので、生分解性が高く、生ごみ袋等として利用されています。酢酸セルロースは、古くから綿花や木材のセルロースを原料として生産されており、酢化度に応じて包装用途、射出成形用途、繊維、塗料等として利用されています。PBSは軟質の樹脂で、生分解性が高いため、農業用マルチフィルムなどの農業資材として多く使われています。
また、近年、日本で最も市場の伸びが著しいバイオマスプラスチックとしては、PLA(ポリ乳酸)が挙げられます。ごみ袋や農業資材等など生分解性を求められる用途から、携帯電話やパソコンの筐体などの耐久性を必要とする用途まで、様々な製品が販売されています。2005年の愛・地球博では博覧会会場内レストランで、PLA製の食器類が使われました。詳細はこちらをご覧下さい。
最近では、木材チップや植物油等のバイオマス素材とバイオマスプラスチックを複合した素材(複合樹脂)が注目されています。
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